頚椎椎間板ヘルニア
◆椎間板とは？
椎間板は背骨と背骨の間にあるクッションのようなものです。体幹が前屈姿勢であるときに特に椎間板に負荷がかかると言われており、それゆえに前屈で重いものを持ち上げた際に椎間板が耐えきれずにヘルニアへと移行する例が多くなっております。
◆頚椎椎間板ヘルニアとは？
頚椎には頭から手足へと信号を送る、脊髄(神経)が通行しております。その神経が椎間板による圧迫を受けると手足肩などの末端にしびれや痛みが出現します。
椎間板が飛び出してくる原因のとして、老化現象による機能の低下があります。頚椎の間にある椎間板は常に圧力のかかる状態にあるので、組織の中で最も早く老化が起こるとされます。そのため、劣化が進んで外側の膜に亀裂を起こし、中の髄核が飛び出して神経を圧迫し、痛みやしびれなどの症状を引き起こすのです。
◆頚椎椎間板ヘルニアの症状は？
頚椎ヘルニアは神経の圧迫の度合いにより、症状が変化します。
1.首・肩症状
肩こり、首痛、背中の痛み、胸痛など
2.腕・手症状
腕の痛み、腕のだるさ、手のしびれ、握力低下、腕の筋肉の萎縮など
3.頭部・顔面症状
後頭部痛、頭痛、目の奧が痛い、眼性疲労、眼充血、耳鳴り、めまい、ふらつきなど
4.下半身症状
脚のつっぱり、歩行障害、尿コントロール障害、尿失禁など
1.首・肩症状
肩こり、首痛、背中の痛み、胸痛など
2.腕・手症状
腕の痛み、腕のだるさ、手のしびれ、握力低下、腕の筋肉の萎縮など
3.頭部・顔面症状
後頭部痛、頭痛、目の奧が痛い、眼性疲労、眼充血、耳鳴り、めまい、ふらつきなど
4.下半身症状
脚のつっぱり、歩行障害、尿コントロール障害、尿失禁など
◆頚椎椎間板ヘルニアの診断は？
頚椎ヘルニアの診断はMRIでの画像診断となります。
椎間板の変性やヘルニアの突出などはレントゲンではわからないので、MRIでの診断が必要です。
当院ではヘルニアの症状が強すぎる場合や経過が不良な場合は、背骨の専門医に紹介を行いMRIの診察をしてもらう場合があります。
椎間板の変性やヘルニアの突出などはレントゲンではわからないので、MRIでの診断が必要です。
当院ではヘルニアの症状が強すぎる場合や経過が不良な場合は、背骨の専門医に紹介を行いMRIの診察をしてもらう場合があります。
◆頚椎椎間板ヘルニアの治療は？
頚椎ヘルニアの治療は、主に鍼治療とマッサージ、リハビリテーションとなります。
鍼とマッサージでは神経症状によって誘発された筋肉の過緊張やコリを取るために行います。首から肩、腕の筋肉が治療の対象とし、パルス鍼治療や灸頭鍼、トリガーポイント鍼治療を行います。
筋肉の緊張が緩和するだけでも症状はとても楽に感じます。
根本的にはヘルニアの圧迫が軽減しなければ症状は根治しないので、姿勢改善のためのリハビリテーションが必要な場合もあります。
首、肩、肩甲骨の良好な姿勢が頚椎への負担を減らし、ヘルニア症状を軽減させます。
鍼とマッサージでは神経症状によって誘発された筋肉の過緊張やコリを取るために行います。首から肩、腕の筋肉が治療の対象とし、パルス鍼治療や灸頭鍼、トリガーポイント鍼治療を行います。
筋肉の緊張が緩和するだけでも症状はとても楽に感じます。
根本的にはヘルニアの圧迫が軽減しなければ症状は根治しないので、姿勢改善のためのリハビリテーションが必要な場合もあります。
首、肩、肩甲骨の良好な姿勢が頚椎への負担を減らし、ヘルニア症状を軽減させます。