お世話になっております。
成長期とパフォーマンスについてのブログです。
当院にはジュニアアスリートも数多く来院されています。
その中で「最近パフォーマンスが落ちた気がする」「前より動きにキレがない」と不安を抱えて来院される選手も少なくありません。
今回はそのような悩みを成長の視点からまとめます。
◆成長期に起こる身体の急激な変化
成長期は、身長が一気に伸び、骨の長さや関節の構造が短期間で大きく変化する時期です。
骨が急速に伸びる一方で、筋肉や腱の柔軟性、神経系のコントロールが追いつかないこともあります。
その結果、これまでスムーズにできていた動作がぎこちなくなったり、バランスが取りづらくなったりしているのかもしれません。
これは決して能力が落ちたというわけではありません。
◆パフォーマンス低下は「仕方のない過程」
成長期に一時的に競技力が落ちるのは、ある意味で自然な現象。
これまでの身長・体格に最適化されていたフォームや感覚が、急速に変化した身体には合わなくなるからです。
・今まで100%で出せていた力が、うまく伝わらない。
・思ったよりジャンプが低い。
・スピードに乗れない。
などなど
こうした違和感は、身体が大きく変化している証拠でもあります。
つまり、能力が下がったのではなく、身体の大きなアップデートの途中なのです。
◆成長は将来の能力向上につながる
体の成長は、将来的な能力アップの土台になります。
身長が伸びることは、リーチやストライドの拡大につながり、骨格がしっかりしてくることで、より大きな力を発揮できます。
今は上手に扱いきれない身体でも、時間とともに神経系が順応し、再び動きは洗練されていきます。
焦らず、「今は伸びる準備期間」と捉えることが大切。
◆成長期にやるべきこと
そして成長期に最も大切なのは、ストレッチと技術練習。
特に重要なのが関節の可動域を保つこと、いわゆるストレッチです。
とくに肩甲骨、背骨、股関節といった体幹部に近い部位の可動域。
骨が伸びるスピードに対して筋肉が短縮しやすいため、柔軟性を確保しておかないと動きが制限され、ケガのリスクも高まります。
毎日の積み重ねが、その後の動作能力の低下を防ぎます。
また、今の身体に合った競技技術を獲得することも重要。
身長が伸びれば重心位置も変わります。
その変化に合わせてフォームを微調整し、新しい身体での最適解をつくっていく必要があるので、これまで以上に感覚を研ぎ澄ませて技術練習に臨むことが大事なことです。
一方で、高負荷の筋力トレーニングは無理に急ぐ必要はありません。
本格的な筋力強化は、成長期が落ち着いてからでも十分なので、この時期は、正しい動きと可動域の確保を優先することが将来の競技につながります。
◆今できることをコツコツと
成長期は周りとの競争もあり不安になりやすい時期で、周囲と比べてしまい、焦りが生まれることもあるでしょう。
しかし、身体が大きく変わる時期にパフォーマンスが揺らぐのは自然なことで、大切なのは今しかできないことを一つずつ積み重ねること。
柔軟性を保つこと。
今の身体に合った動きを習得すること。
基礎を疎かにしないこと。
その積み重ねが、成長期が落ち着いた高校生以降の成績に結果として現れます。
成長期の時間は、『停滞』ではなく『準備期間』!!
松戸おばら鍼灸整骨院では、スポーツを頑張るジュニアアスリートをサポートしております。
体やスポーツでお困りの方ぜひご相談ください。
